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vigil記録

特発性過眠症の症状を記録しています

ある過眠症疑いのある人間が睡眠外来に行った際の気持ち

また少し間があいてしまいました。お久しぶりです。
というのも最近過眠がひどく、昨日などは帰宅して夕食をなんとか食べ終えた後気づくとそこら辺で寝ており(深夜にあまりの寒さで一瞬起きました)、とりあえず布団に逃げ込み起きると昼でした。昼食だけ食べるとまたすぐに眠くなり寝てしまい、再び起きた時には20時……何も出来ないどころか最低限の食事しか摂っていません。う〜ん…。
薬の反動というか、飲んだあとの身体への負担が半端ではないなあと実感しています。飲まないと生活できないので仕方ないのですが、あまりにもハンデが大きすぎます…。
やるべきタスクが溜まりすぎて、何が何だかという感じです。もう少し効率よく生きないとつらいですね。

そういえば先日Eテレで放送されていた睡眠障害の特集番組を偶然観ましたが、特発性過眠症については何もありませんでした。特発性過眠症はマイナー(?)気味だからでしょうか…少し残念です。ナルコレプシーは取り上げられていましたから、その際に一緒に扱って欲しかったというのが本音です。ナルコメインでこういうのもありますよ程度でも良いので…。

さて、記事タイトルについての言及です。
先日何かを思って以下のテキストを下書きに保存しっぱなしだったので、少し手直しして掲載します。

睡眠外来に行った際の気持ち

睡眠外来に行った際の気持ちはただ一つ、「病気だといいなあ」です。ちゃんと病名がつくといいな、過眠症だといいな、これが病気だと証明されさえすれば。
医師からの病気ですねという診断があれば、いままでの自分に対していわれた言葉、なんだこいつという視線、あらゆる失態。これから当時の同級生や知り合いに会っても、あれ実は最近病気だってわかってさ~!と言い訳が出来ます。言い訳でも何でも良いのです。勝手放題言いやがって、私だって好きで寝てるわけじゃない、自分でなんとかできるならなんとかしてるんだ!という黒い気持ちも、笑顔でいや〜あれ病気だって言われちゃってさ!とひたすらに病気のせいに出来るのです。それが許されない今までの自らの人生の一部はある種絶望的な、惨めなものでした。

誰が悪いわけでもない。本当に異常なレベルで寝ていましたから、端から見たら一言言いたくなるくらいの状態です。別に傷つける目的ではなく、単純にそんな寝てるのおかしいよ、ということを伝えてくれた人もいます。そんな人に対して、やかましいんじゃ私だって起きていたいのに、とネガティブな感情を一瞬抱いてしまう自分さえ許せませんでした。そんなつもりじゃないことは分かっているのです。

この絶望的な状況でもただ一言、専門医に病気とさえ診断してもらえば、症状が著しく改善されなくとも、とにかく自分を責めなくて良いのです。 いやいやありえないでしょ(笑)どんだけ寝てんの(笑)と言われてだよね~とひきつり笑いを返す生活ともおさらばです。病気のせいにして良いはずです。

その後の仕事や生活がどうの、何がどうの、といろいろあるのですが、とにかく現状がこれなのですから、まずこれは病気だよと言ってもらうだけで全く違います。だから、少しでも「もしかして過眠症かも?」と思うような症状がある人には、睡眠外来のある病院に行って欲しいです。できれば、すぐに検査入院ができる専門のクリニックが良いと思います。これは病気ですよ、と言ってもらえた時の安心感。事実、私はすぐ家族に「私、特発性過眠症だった!よかった!」と報告しました。何が良かったやねんという感じですが、本当に嬉しかったのです。

あんなに散々悩んで、なんで私は、なんでこんなに寝てしまうんだろう、こんな人間、本当に生きてる意味があるんだろうか?と自問自答し、おそらく平均より相当低く自己評価し、周りからもやる気が無い、ただの怠け者、気合が入ってないと度々言われてきたことも、特発性過眠症のせいにして良い。それだけで嬉しく、気付かぬうちにギリギリまで追い詰められていた自分の精神がやっと数々のレッテルから解放されたのだと考えます。

もしこの文章を読んで、少しでも思うところがあれば行動に移してほしいと思います。自身がこのような症状で悩んでいるのならぜひ睡眠外来へ、身の回りの人が悩んでいれば、睡眠外来っていうのがあるみたいだよ、と声をかけたり。

過眠の症状で悩んでいる人が、少しでも『病気のせいに出来る』日々がやってきますように。